ご売却の流れ

不動産をご売却される際の流れをご紹介します。

一口にご売却といっても、相続されたご実家の売却、現在住まれているマンションの売却など、不動産の種類やご状況によって必要な手続きは様々です。

なので実際にご売却される際には、信頼できる不動産事業者と密に連携を取り、売却完了までサポートしてもらうことをおすすめします。

ここでは、不動産の売却を依頼する際に絶対に外したくないポイントをご紹介いたします。

ステップ１　不動産会社に売却の相談をする

売却の場合には、必要な手続きが煩雑なため、まずは不動産会社に売却の相談をしましょう。

不動産会社にしっかりと相談をすることで、希望の条件で売却することができるようになったり、早期に売却を完了することができるようになります。

事業者を選ぶ際には、売却する物件のあるエリアに強い事業者を選ぶ事をおすすめします。

また、相談する際に不動産会社が指定する必要書類を揃えておくとスムーズに相談ができます。

売却を任せる不動産会社を選んだら、不動産会社と媒介契約と呼ばれる契約を結びます。

媒介契約には「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」「一般媒介契約」の３種類の契約があり、どの契約形態が良いかは希望の売却時期や条件によって異なります。

それぞれの契約形態のメリット・デメリット、今回の場合にはどの契約が最適かなど、しっかりと説明してくれる事業者を選びましょう。

不動産会社と契約を結んだら、不動産の売却活動が開始します。

ただし、売却活動自体は不動産会社主導で進んでいくため、お客様は必要に応じて不動産事業者から指示のあった事項に対応していきます。

購入を希望する方が現れた場合に物件を案内することもあります。

先ほどの３つの契約形態のうち、【専属専任媒介契約】、もしくは【専任媒介契約】を結んだ場合、不動産会社は定期的に売主へ売却活動報告を行う義務があります。

売却の進捗について質問や相談がある場合は、遠慮せず担当者に伝えましょう。

売却する物件に購入者が現れ、購入申し込みや不動産会社による審査を経て問題がない場合は、契約へと進みます。

売買契約は、売主・売主側仲介業者・買主・買主側仲介業者の四者が集まって行われることが多いです。

宅地建物取引士が同席し重要事項説明の読み合わせをおこない、売買契約書を締結します。

この際、必要書類が欠けていると契約ができないため、事前に不動産会社から指示のあった書類・印鑑を間違いなく準備しておきましょう。

不動産売買契約を結び、実際に物件の引き渡しと決済を終えた後も注意しておく事項がいくつかあります。

不動産売却後、不動産売却によって得た利益にかかる税金を納付するために確定申告を行う必要があります。
約1年間ほど期間が空きますが、毎年2月中旬～3月中旬の1ヶ月の間に行うことが多いです。

こうした細かな手続きや、購入・売却した後のフォローもしっかりとしてもらえる事業者を選ぶことで、スムーズに不動産取引を完了することができます。